11月『食育月間』に宮城の自然と食文化全国へ!!
地域を超えて広がる食育の輪!三重・福井での農食育交流活動報告
宮城の自然を知ろう!感じよう!体験しよう! 『食』を通した自然環境の学び体験第5弾!を実施しました★
今回は、いつもとちょっと違い『全国』の子供たちに宮城の自然と農食育体験を伝えに行ってきました♪
11月は「食育月間」として、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を育むための全国的な取り組みが推進されています。この大切な月に、私たち宮城野親子で料理プロジェクトは、地域を越えた食育推進活動を展開し、大きな実りを得ることができました。
普段、東日本大震災からの復興農地を舞台に、子どもたちへの食と農の大切さを伝えている私たちにとって、今回の活動は新たな食育の可能性を探る、非常に貴重な機会に!!
今回の広域連携のきっかけは、今年の6月7日、8日に徳島県で開催された「第20回食育推進全国大会」での素晴らしい出会いです。全国各地から食育関係者が集うこの大会で、私たちは三重県で精力的に活動されている伊藤先生、そして福井県で地域に根ざした食育を牽引されている井田先生と巡り会うことができました。私たちの仙台での復興農地を活用した農食育活動にご興味をお持ちいただいたお二人の先生から、ぜひ三重県と福井県でも同様の体験プログラムを実施してほしいとの温かいお誘いをいただき、この度、両県での食育イベントの開催が実現した次第です。
この活動の主な目的は、私たちが仙台の復興農地で行っている農食育の取り組みを他地域に紹介し、その意義を共有することにありました。そして、参加される地域の親子の皆様に、食の楽しさ、大切さを実感してもらうこと。地域を越えた食文化の交流を通じて、食育の裾野を広げ、未来を担う子どもたちの健やかな成長に貢献したいという強い願いが込められています!!
11月22日には三重県津市にあるエンターテイメント施設「おやつタウン」にて、翌23日には福井県福井市の「生活学習館 ユー・アイふくい」にて、『親子で一緒に農食育体験! 仙台復興農地での農食育の取り組み』と題したイベントを開催しました。
私たちの団体スタッフ5名と現地でご協力いただいたボランティアの方々が中心となり、ご来場いただいた多くの参加者の皆様をお迎えしました。
イベントでは、まず私たちが普段、仙台の東部沿岸地区で実施している農食育体験の取り組みについて、写真や動画を交えながら詳しくご紹介しました。東日本大震災からの復興の歩みと、そこで育まれる食の命の尊さを伝える内容は、参加者の皆様に深く響き、真剣に耳を傾けていただきました。
メインコンテンツの一つとして特に人気を集めたのが、畑で採れた大豆で仕込んだ完全無添加の『仙台味噌』を使った「スプーン味噌づくりブース」です。参加された親子の皆様は、初めて触れる味噌の原料である大豆や米麹に目を輝かせながら、丁寧に混ぜ合わせる作業に夢中になっていました。自分たちの手で仕込んだ特別な味噌を持ち帰る喜びは、きっと食への関心を一層深めるきっかけとなったことでしょう。
さらに、仙台味噌の歴史や、味噌の風味を決定づける仙台大豆の特徴、そして環境保全型農業で育った大豆の重要性についても、分かりやすいパネル展示や説明を通じてご紹介しました。また、宮城のブランド米「ひとめぼれ」を使用した米麹の試食会も大好評で、米麹が持つ自然な甘みや奥深い旨みに、多くの方々から驚きと感動の声が上がりました。両日合わせて250名近い親子の皆様がこの体験に参加され、各ブースは終始活気に満ち溢れていました。参加者の真剣な眼差しや楽しそうな笑顔は、私たちの活動の大きな励みとなりました。
今回の活動は、仙台の食育活動を紹介するだけでなく、三重県と福井県の豊かな食文化に触れる貴重な機会ともなりました。特に、福井県では井田先生のご紹介で、歴史ある「越前味噌」の味噌蔵を見学させていただきました。木桶でじっくりと熟成される味噌の香りに包まれながら、昔ながらの製法を守り続ける職人さんの情熱とこだわりを肌で感じ、日本の食文化の奥深さを改めて実感しました。
さらに、大野市の伝統野菜である「越前おおの里芋」の畑での収穫体験にも参加させていただきました。粘土質の豊かな土壌で育まれた里芋は、ずっしりとした重みと独特の粘り気が特徴で、その美味しさに感動しました。
当団体の畑でも栽培している『里芋』。品種は同じなのに味や風味、食感が異なり、それぞれの良さや違いを知ることができ、また、肥大化させるための手入れ方法などを教えていただき、次期作のヒントになりました!!
土と直接触れ合い、収穫の喜びを分かち合う体験は、食の源流に思いを馳せる大切な時間となりました。これらの現地での体験を通じて、宮城の食文化だけでなく、三重・福井の食文化の魅力を肌で感じることができ、広域的な食の交流が持つ可能性と重要性を再認識しました。当団体で育てた里芋を大野の農家さんにも試食いただき「うちのと『同じくらい』うまい里芋だ!」と太鼓判をいただけたことも自信につながりました★
今回の三重・福井での農食育交流活動は、大成功と実感できる内容でした★私たちの仙台の食育の取り組みを広くご紹介できただけでなく、三重県や福井県の素晴らしい食文化に触れることで、私たち自身の学びも深く、豊かなものとなりました。特に、食育推進全国大会での出会いが、このような実り多い交流へと発展したことは、地域間の連携の可能性を示すものとして、大きな意義があります。
イベント終了後、私たちは三重県の郷土料理である「伊勢うどん」や「とんてき」の試食、そして福井県の「超減農薬大野里芋」、「木樽仕込み無添加越前味噌」、「焼きサバ缶」など、数多くの特産品をお土産としていただきました。これらは単なるお土産ではなく、それぞれの地域の豊かな食文化が凝縮された、まさに宝物であり、次回以降の食育教室に使い、仙台の子どもたちにも紹介し味わっていただく予定です!!
私たちはこれらの貴重な食材を、次回以降に仙台で開催する食農育イベントで積極的に活用し、宮城の子どもたちに、他県の郷土食材や郷土料理を紹介することで、食の多様性や地域ごとの食文化の特色に触れる機会を創出し、食への好奇心を育んでいきたいと考えています。
今回の交流活動で得た知見と経験を活かし、今後も地域や世代を超えた食育の輪を広げ、子どもたちの健やかな成長と、持続可能な食社会の実現に貢献してまいります。
この活動にご協力いただいた全ての皆様、そしてご参加いただいた親子の皆様に心より感謝申し上げます。


公益財団法人 高原環境財団の助成を受けて実施しています☆

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